眼科検診
緑内障や糖尿病、黄斑疾患などの初期では、自覚症状がない場合がほとんどで、発見の遅れにもつながっています。毎日の生活や業務に支障がなくても、検診により早期発見・治療が可能になります。目の疲れ、かすみも、初期の変化の場合があります。まずは一度眼科検診をうけましょう。
検査項目
- 【1】屈折検査、視力検査(免許更新の判定、疲れにくい眼鏡処方、適正な乱視矯正)
- 【2】眼圧検査(緑内障のスクリーニング)
- 【3】調節力、輻輳検査(近方作業による疲労度、老眼の程度判定)
- 【4】前眼部検査(ドライアイ、眼瞼疾患、白内障進行度の判定)
- 【5】超広角眼底カメラ・3次元画像解析検査
(飛蚊症、網膜剥離、緑内障、黄斑疾患のスクリーニング・超広角眼底カメラにより、無散瞳でも眼底200度の広範囲撮影が可能) - 【6】ドライアイ・涙液分泌量検査(涙の分泌量の測定、涙液減少による影響の判定)
- 【7】角膜形状解析検査(不正乱視や高次収差の測定、乱視による視機能評価)
- 【8】角膜内皮細胞検査(コンタクトレンズ長期使用の影響を判定)
- 【9】散瞳剤を使用しての眼底検査(糖尿病の進行度、合併症の有無の判定・飛蚊症、網膜剥離など詳しい眼底検査)
- 【10】視野検査(眼底検査により緑内障の疑いがある場合や、安全な運転が可能か判定)
検診の目的や症状に応じて、必要な検査のみを選択して行います。
- 総合的な眼科検診
- 緑内障検診
- 糖尿病検診
- パソコン作業が多い方向けのVDT検診
- 免許更新、事業用に自動車を運転する方への検診
検診費用は約3,000円~6000円程です。検診内容により変わります。
企業検診の場合は、ご予約をお願いいたします。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
電話番号:06-4803-8866
参考
■ VDT症候群
VDT症候群とは、パソコンなどのディスプレイ(VDT:ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を使った長時間の作業により、目や身体や心に影響のでる病気で、別名 “IT眼症(がんしょう)” とも呼ばれています。適切な作業時間と作業環境や姿勢、休憩などによる対策のほか、疲れない眼鏡に変えることも重要です。
■ 運転免許の取得・更新に必要な視力
普通免許
・両眼で 0.7以上、片眼でそれぞれ 0.3以上
・片眼が 0.3未満の場合は、他眼の視野が左右150度以上で、視力が 0.7以上
大型免許・二種免許
・両眼で 0.8以上、片眼でそれぞれ 0.5以上、深視力検査
当院では、事業用自動車の運転者の事故防止に向けた眼科検診に対応しています。