レーザー治療
当院では、アルゴンレーザー、YAGレーザー、SLTレーザーにより、多くの疾患に対して治療が可能です。
痛みを最小限に抑えて行っておりますので、治療後すぐに帰宅できます。術後は、入浴、食事など通常どおりの生活ができます。
①後発白内障
白内障の手術後、水晶体の外側のうすい嚢がくもると、視力が下がる場合があります。
YAGレーザーを使って小さな穴を開けてくもりを取り除きます。治療時間は3分程度です。
②網膜裂孔
飛蚊症の発生原因として、網膜に穴があく場合があります。網膜剥離に進行すると、入院や手術治療が必要になります。眼底に網膜裂孔が発見された場合、直ちにレーザー治療を行います。治療時間は、5~10分程度です。
③糖尿病網膜症
糖尿病の合併症として、眼底に出血や動脈瘤、血管閉塞が生じてきます。血管撮影検査により、進行度合いを判定し、必要に応じて、網膜症の進行を抑えるレーザー治療を行います。治療時間は、5~15分です。
④閉塞隅角・急性緑内障発作
レーザー虹彩切開術(LI):レーザーを虹彩(茶色の部分)にあてて穴を開けて房水の流出を促進します。YAGレーザーを併用することにより、安全に閉塞隅角の治療が可能です。
⑤急性緑内障発作
SLTレーザーを線維柱帯(出口)にあてて房水の流出を促進し、眼圧を低下させることにより、緑内障の進行をおさえることができます。眼圧や視野の悪化にお悩みの方はご相談ください。
⑥網膜静脈閉塞・細動脈瘤(眼底出血)
血管が詰まり、異常な血管が出来そうな場所や腫れの強い所にレーザーを照射します。新しい出血を予防し、腫れを早く落ち着かせることで、視力低下を防ぐことができます。
当院では、診断後、その日のうちにレーザー治療が可能です。
緊急のレーザー治療にも対応しています。